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CentOS 5.2 でMTを動かす(MySQL編)

CentOSはOS最小限でインストールした後、必要なパッケージをインストールします。

詳しくは割愛しますが、参考になれば。

rpmforge の追加

cat >> /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
-----
[rpmforge]
name = Red Hat Enterprise $releasever - RPMforge.net - dag
#baseurl = http://apt.sw.be/redhat/el5/en/$basearch/dag
mirrorlist = http://apt.sw.be/redhat/el5/en/mirrors-rpmforge
enabled = 0
protect = 0
rpm --import  http://dag.wieers.com/rpm/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt

その他など、詳しくは、

などを参照してください。

パッケージインストール

基本セットのインストールを行います。必要であれば、mysql-serverを入れてください。
今回はDBは別のサーバを用意する前提で、パッケージの中には含まれていません。

基本セットのインストール及びその周辺ツール

yum install httpd httpd-devel libdbi-dbd-mysql make lv wget emacs
yum install php php-mysql php-mcrypt php-mbstring php-gd php-cli php-dba php-pear-Mail 

perl moduleのインストール (必要だと思ったものをインストールしていますが、必要のないものも含まれている可能性もあります)

yum install ImageMagick-perl mod_perl perl-IO-Zlib perl-URI newt-perl perl-IO-Socket-INET6 \
  perl-Digest-HMAC perl-Archive-Tar perl-Net-DNS perl-HTML-Parser perl-IO-Socket-SSL perl-libwww-perl \
  perl-Archive-Zip perl-XML-SAX  perl-DBD-MySQL

rpmforgeのレポジトリからその他必要なperl moduleのインストール

 yum install --enablerepo=rpmforge perl-Crypt-DSA perl-XML-Atom perl-Mail-Sendmail perl-GD perl-XML-RSS

mod_fastcgiを設定する

MovableTypeは非常に重たいため、mod_firstcgiをインストールします。

fastcgiについては、http://fastcgi.com/を参照してください。

buildに必要なため、シンボリックリンクを作成します。

cd /etc/httpd/
ln -s ../../usr/lib64/httpd/build

mod_fastcgiをダウンロード、及びパスの設定を行い、コンパイル及びインストールを行います。

mkdir /root/src
cd /root/src ; wget http://fastcgi.com/dist/mod_fastcgi-2.4.6.tar.gz
tar xvfz mod_fastcgi-2.4.6.tar.gz ; cd mod_fastcgi-2.4.6
sed 's/\/usr\/local\/apache2/\/etc\/httpd/g' Makefile.AP2 > Makefile
make
make install

apacheの設定

基本設定

基本的な設定は割愛します。
私の場合は、VirtualHostを使用しないため、次のように設定を行いました。

<Directory "/home/www/htdocs">
    Options Indexes FollowSymLinks ExecCGI
    AllowOverride All
    Order allow,deny
    Allow from all
</Directory>

デフォルトでは、ExecCGIが有効になっていないため有効にします。

次に、cgi及びSSIを利用可能にします。(MTのSSI機能を使う場合に今後必要になる)

AddHandler cgi-script .cgi
AddType text/html .shtml

mod_fastcgi

今回MTのみしか動かさないため、すべてのディレクトリでfastcgiを有効にしました。
必要に応じて適時修正をしてください。

cat > /etc/httpd/conf.d/fastcgi.conf
---
<IfModule mod_fastcgi.c>
#AddHandler fastcgi-script .fcgi
AddHandler fastcgi-script .cgi
#FastCgiIpcDir /etc/httpd/fastcgi
FastCgiIpcDir /var/www/htdocs
</IfModule>

LoadModule fastcgi_module modules/mod_fastcgi.so

DBの設定

データベースサーバで、次のようにして作成します。
設定方法は一例ですので、必要に応じて設定を行います。

mysqladmin create tomo_mt -p
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON tomo_mt.* TO tomo@10.17.0.12 IDENTIFIED BY '<password>';
mysql> flush privileges;

詳細は、データベースの設定(MySQL) | Movable Type 4 ドキュメント をご覧ください。

リバースプロキシの設定を行う

MTでは、コントロールパネルの戻り先を正しくコントロールできないようですので、非常に面倒です。
ある程度は、mt-config.cgiに記述を行えばよいですが、REQUEST-URIあたりを見ているのか、REQUEST-URIに戻してしまうため、IPアドレスでの指定はできません。リバースプロキシを行う元のサーバのhostsに、 10.17.0.12 mt.example.jp といったことを行ってやり、公開FQDN名でmod_rewriteでruleを設定してやる必要があります。

CGIPath及びAdminCGIPathを設定すれば問題ないようで、ドキュメントには、CGIPath /cgi-bin/ と書いてありますが、http://example.jp/mt-test のように、URIで記述することができ、目的を果たすことが可能です。

もうちょっと、ドキュメントを親切に書いて欲しいなあ。。

公開サーバ側の設定例

ReverseProxyを行う公開サーバ側

 RewriteEngine   on
 RewriteCond     %{REQUEST_URI}  /mt-test [NC]
 RewriteRule     ^/mt-test(/.*)        http://mt.example.jp/MT4$1 [P]

localに設置するMTサーバ

mt-config.cgiの設定を行います。

CGIPath        http://mt.example.jp/mt-test
AdminCGIPath   https://mt.example.jp/mt-test
StaticWebPath  /mt-test/mt-static/
StaticFilePath /home/www/htdocs/MT4/mt-static
DefaultSiteURL http://mt.example.jp/mt-test
DefaultSiteRoot /var/www/htdocs/MT4/
TransparentProxyIPs 1

詳しくは、環境変数リファレンス | MovableType.jp をご覧ください。

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