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MTU問題

http://tomocha.net/diary/?20070817#200708171

NTT西日本フレッツ光プレミアムを使った場合、 MTUサイズが1438byteとFAQに書いてあるが、 フレッツ・光プレミアムのPPPoE機能についてを見るとPPPoEを使った場合も1438と書いてある。

これはどういう事だろうか。家の古河電気のFITELnet F100はMTU自動調整が出来ないため手で調整してやる必要があり、1438を指定すると通信出来なかった。そこで、調査をしたところ、 1407byteまで引き下げたら正常に通信出来た。何を言いたいかというと、PPPoE over IPsec だとすると、PPPoE/PPPのペイロードが8byte、CTUがProxyを行い、IPsecの上に流すと考えると、1438-8byte。1430byteまで引き下げないと通信が出来ない(IPsecの上にL2で繋ぐと考えた場合)

逆に、CTUまでのEtherフレーム 1500だとして、PPPoE/PPPのペイロードがが8byteだと計算すると、1492。 BBR若しくは端末からCTUまでは、MTU 1500で接続、PPPoEのペイロード分を考慮し、実際は1492だったと仮定。PPPoEで発信すると、その認証情報はCTUでIPsec通信を行っているRadiusサーバへフォワード。認証が成功すれば、CTUがIPsecで接続し、CTU内部的には、IPsecのネットワークをほどき通常のパケットへ、ほどいたネットワーク上でbridgeし、更にPPPoEでくるんでやり、BBR若しくは端末への経路が確保されるのだろうか(ここでいいたいのは、Proxyもしくは、CTUは変換器としての動作)。そうすれば効率は悪くなるが、パケットサイズが1438byteとして見せることが出来る。こうすれば、PPPoEのMTUサイズが1438であっても通信が出来るので、実際にこういう挙動であれば納得が出来る。

しかし、先ほど述べたように1407byteまで落とさないと正常通信出来ないということを考えると、前者の考察となり、光プレミアムのMTUは1438、Bフレッツの時のMTUは1454。後者のペイロードは、46byte分。 1438-46だとすると、MTUは1392になってしまう。となると、15byte分の説明が付かない。まあ、PPP/PPPoEのペイロードが8byteだというのはよいとして、今までのBフレッツの特性を考え、網内の都合上、一部の区間のMTUサイズが低くなっているところがあると考え、1454だとどこでも通りますよという暗黙の了解で1454で確実、それ以上のMTUサイズ (<1454)であれば、問題ないとするとならば、説明が付く。

実際の所どうなっているかが疑問である。

噂に聞いたところによると、IPsecに変換しているのでISPからみたら、認証は同じよと聞いたが、OCNで実験したときは、あきらかにRadiusサーバが別で払い出しアドレスが異なっていた。尚OCNは接続回線種別により逆引きが異なるので判るようになっている。

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